我が家の子育ては震災を機に大きく変革を遂げる。
上の子は幼稚園生でした。それまでは、食事に関しては、有機野菜を、添加物を減らし、温かいものを温かいうちに等…と手を掛け、それに満足していた私でした。
だがしかし、震災に遭い、その考えが覆されました。
まず、配布された食べ物を子供達が、食べられないのです。
理由は簡単。冷たい。おいしくない。というシンプルな理由なのですが、この逆境に生き抜く為の術を私は何一つ、この子達に与えることが出来ていなかった事に猛省しました。
真逆の育児を心に決めた出来事でした。
「雑食に育てる」
惣菜もコンビニ弁当もインスタントラーメンも、冷たい食事も、なんでも対応できるように方向転換。
始めは抵抗していた子供達も、その必要性をきちんと説明していくうちに、理解してくれるように。
もちろん、普段の食事は普段通り。
月1でも月2でも、食べられるようになるだけでいい。
添加物だったり、ジャンクフードを食べさせるのは気が引けていたけど、それを決意させたのがもう一つ。家族でお世話になっているごゴットハンドを持つ先生がいるのですが、その先生がおっしゃっていたのが、どれだけ食べ物や体に気をつけていようが、最強の肉体を持っているほとんどの人が、雑食で育ってきた人に多いそう。先生も不思議がって.いたけど、雑食でもなんでも生き抜いていける肉体を持っている事こそが最強なんだ痛感したから。
個人差はあるのかもしれないけど、それに徹し、子供達はどうなったかというと、
- 病院にかかることがほとんどない
- 好きじゃないと言いながらも、残すことなく食べてくれる
仕事をしている母としては、風邪も引かないのは大変有難い。風邪を引いたとして
も、長引くこともほぼないしね。
みんながやっているから…の前に愛する我が子の為に、何が必要なのか?