真っ直ぐ生きるって

多感な中高生の娘を持つワーキングママです😊 まずは続ける事から初めてみよう 

残さず食べる

我が家の基本である。

今や、給食ですら無理して食べなくていいという指導の中、我が家の子供達は、そうであっては困る。

食事は、その食べ物の命を頂いて、生きている。食べ物を粗末にしない。そして、それを作ってくれる人への感謝の気持ちを忘れない事。

 

だとすれば、残す選択は、余程の体調不良以外は考えられない。

 

それが理にかなってなければ、娘達も受け入れないだろうけど、人として当たり前の事となれば、反論する事も出来ない。

 

そもそも、給食の量は娘達の通常の食事の量を考えれば、全部食べたとしても、足りない位であるのに、それを残そうなんて、お腹も空くし、困るのは娘達。

家であっても、そう。

少し前まで、武道を習っていたこともあって、体を保つためには食べる事=勝つ事に直結した。毎週のように大会や、試合、強化練習などあった為だ。試合当日まで、栄養面を考え作ってるし、食べる事でも努力をしないと勝てるものも勝てない。

試合後だったり、疲れている時に食べたくないだろうな…と思いながらも、食べないと、疲労が回復しない。継続こそが、強い体を作る。

 

そんな習慣から、学校でも家でも、よく食べてくれたし、誰かにご馳走になった時でも、好き、嫌いは別にして、何でも食べる事は出来るので、どこに行っても、行かせても、何も心配する事がなくなった。

それでもやはり、娘達にも大っ嫌い…と言われる食べ物があり、なかなか食べられなかったりはあったが、結論から言うと、食べられるようになるのである。どうしてもダメだと言われる食べ物は、さりげなく、料理の一品に大好物を入れておく。そうすると、その大好物を食べる為に、子供なりに食べる為の方法を考え、何かと組み合わせて食べる、味変してみる、など、工夫して食べているうちに、喉を通らなかったものも、それほど抵抗なく喉を通るようになる。

 

しかも、体調を崩すことがほとんどないというメリットがある。

少し体調が…という時でも、食べる力がついているので、風邪を引いても、長引かない。なんなら、今年も皆勤賞で恥ずかしいから、学校休んでもいい?と言ってくる位だ。

もちろん、食べ物を私自身が粗末に扱えば、当然、娘達も同じ事をすると思うので、私自身も特に気をつけている。

それでも、食後のお皿を見て、次女が「お母さんのお皿に何かが残ってるよ」と、ちっちゃな野菜の残りを指摘される。

 

当たり前の事を当たり前にブレずにすることで、子供達にも定着し、今は本当に色々な事が私も楽になった。当時は、本当にあれやこれや伝えたい事ばかりで、日々、何かと戦ってたような。

今や娘達は自分達で考えることが出来、行動できるし、楽しい会話だけしてればいいし、叱らなくていい事がこんなに気持ちにゆとりが持てるとは。

 

ちゃんと子供達で考えてる。

当たり前の事を当たり前に…