真っ直ぐ生きるって

多感な中高生の娘を持つワーキングママです😊 まずは続ける事から初めてみよう 

嬉しかった事

先日、たまたま、道場で一緒に子供を通わせていたママに会った。

うちの子達より年下で、特に長女を慕って、いつもくっついて、夏休みだったり、よく遊んでいた子のママだった。

久しぶりに会って、近況報告しながら、最後に「そういえばまだ言ってなかったんだけど・・・」と、長女の通っている学校に、自分も通いたいと突然言い出して、来年、中学受験する事にしたとの事。

「一緒の学校に行きたい!って、言うからさ。無理だと思うけど、本人の意志が固くて…」と。

受験どうのこうのじゃなくて、そこまで長女を想っていてくれていた事が、驚きと嬉しさでいっぱいになった。

恩師の葬儀の時も、もっと娘達と話したかった…と嘆いていたそう。

 

道場に通っていたころは、下の子達の面倒を娘達はよく見ていた。

一部のひいきにしている子にしか教えない指導者に、納得が出来ずに、面と向かって、指導者にある時言ったそうだ。

「みんなに平等に指導してください。勝ちたいと思っているのは、みんな一緒です。」

強くなりたいと頑張っている子達を、近くで見ていたから。

黙ってはもう、いられなかったんだと思う。

みんなが、公平じゃないと知っていても、自分や我が子が強くなるために、見て見ぬふりをするしかなかったと思う。

 

その結果、どうなったか。

その指導者が他の指導者に、娘達が態度が悪い、生意気だと報告したらしく、娘達は罰として指導してもらえなくなった。

塾長にまで、その旨伝えられ、二人は矢面に立つことになった。

練習後、毎回、泣いて帰ってきた。

でも、絶対に辞めたいって言う事はなかった。

「私は自分が正しいと思うことを言っただけ。大人だって間違っている事はある。」

姉妹でいたからこそ、それを二人とも超えられたと思う。

そして何より、下の子達が娘達を慕って、支えてくれたから。

 

冒頭の話に戻るが、信じて行動を起こし、その時は大人に太刀打ちできないと苦しみ続けた日々もあったが、誰かの心にチャレンジする気持ちが芽生え、少なくとも娘達の存在がプラスであった事に安堵の気持ちになった。

無理でも何でも、やってみようという気持ち。何かにチャレンジしようと親を説得してまで強い気持ちで、臨む気持ち。引っ込み思案のあの子が・・・

 

何かに意欲的になっている時こそ、子供達はとてつもない力で、成長するタイミングじゃないかな。応援するしかないじゃない。

無理かどうかなんて、親が決める事じゃないしね。

チャレンジできる環境があるなら、チャレンジしていいんだよ。