長女も無事に五日間を終え、帰ってきた。
五日間、英語漬けでとにかく頑張ったので、褒めてあげてくださいね~と先生。
迎えの車に乗り込むなり、爆睡。帰宅するも、ゆっくりする間もなく、数学のグレードを決める数学テストがあるらしく、休む間もなく、勉強。
「1回くらい落ちても、いいんじゃないの?次のテストで、戻ればいいじゃん」。と、甘い誘惑で誘うも、
「1回落ちたら戻れないよ。休んでる場合じゃない」って。
長女がいなかった五日間は、時間がゆっくりと流れ、頭がぼんやりするほど、刺激のない日々だったけど、戻って早々、休む間もなく、自分を追い込むので気が気じゃない。
しかも、「ずっと走ってなかったから気持ち悪い。ちょっと、走ってくる」って、
もう、何が正しくて、何がどうなっているのか、分からなくなってくる。
「ちょっとは休んでちょうだい」
「今は無理」
そのやり取りが続く。
そう。これこそ我が家の日常だ。
長女にも次女にも、
「もういいんじゃない。ゆっくりしても」
「明日やればいいじゃん」
「大丈夫。なんとかなるよ」
頑張ろうとする娘達の足を引っ張る。
だって、心配だから。
健康あっての事だから。
私に出来る事は、応援する事はもちろんだけど、心配する事も母の務め。
手綱を握っておかないと。
どっかに飛んでいかないように。