どこにも出かける事なく、ゴールデンウィークは最終日。
連休から行き始めた市民センターに、長女はお弁当を持って今日も朝から行っている。
学校から近く、授業が終わると直行し、昨日も閉館の21時まで滞在。
涼しく快適な環境で勉強できるという。
伸ばしていた髪も体育祭が終わった次の日には、短くバッサリ切った。
これで、かなり時短になる!
と、ご満悦。
それを見て、次女もバッサリと髪を切り、姉妹でまた同じ髪型に。
一緒だね~
と、2人で盛り上がり、母の分からない次元で、共鳴しあっている。
長女の目的に向かう猪突猛進な部分のとばっちりが、わが身にに降りかかろうと、次女は極力反応しない。
見えない糸でしっかり繋がっている。
武道の道に2人して邁進していた頃、先に大きな大会で勝ち始め注目を一気に集めた次女は、急に訪れたプレッシャーに、しばらくして大会に出る度に過呼吸の症状が出始め、試合以前に過呼吸との戦いになった。その都度、長女がすぐさま、駆け付け、おんぶして、救急室へ連れて行ってくれた。
自分の試合もあるのに、いつも次女を気にかけ、一部の指導者の「気合が足りないから、過呼吸になるんだ」という引いた目にも、
「指導者として、向き合う姿勢が間違っている」と、批判を恐れずに指導者相手に戦ってくれた。
親がいなくても、お互いを理解し、お互いの目標の為に、自然とサポートしあっている。
先日の最高に盛り上がった体育祭には、友達とお揃いの編込みして参加したいという長女。長女が編込み出来る訳もなく、そこに次女が早起きして、長女に編込みをしてあげていた。
この繋がりは、非常に心強い。
2人でお揃いになった髪型で、
「お母さんだけ、仲間外れだね~」といじられようとも、嬉しくてたまらない。
「2人の仲がいいから、本当にそれだけで幸せな事だよな~」とよく主人が話しているのだが、その通り。
何かある度に、2人の絆が強くなっていく。
これから2人が向かうべき道も、お互いがいるからそこに向き合って行けるはず。
その為なら、母をどんどんいじっても構わない。
お互いを高めあって、母を踏み台にして、どんどん成長して欲しい。