真っ直ぐ生きるって

多感な中高生の娘を持つワーキングママです😊 まずは続ける事から初めてみよう 

この子達に何が必要か

長女が生まれたばかりの私は、小さな我が子を守るのに必死だった。

守るのに必死すぎて、今、思い出そうとしても、自分が笑っている思い出がない。

当時は、主人も家を空ける事が多く、この子には私しかいなのだと、よりプレッシャーとなった。

体調が悪くなったとなれば、私のせいだ。自分を責める事が多くなった。

そろそろ、歩き始めようとする頃には、転んだら怪我しちゃうからと、とにかく目を光らせ、私は様々な事にがんじがらめになっていった。

そんな光景を見ていて、主人が言った。

 

それって、自己満足の為じゃないの?

自分が安心する為に。

転んだら何がダメなの?

痛い思いをする事も必要なんじゃないの?

子供に教えるって、そういういい事だけじゃなくて、失敗する事も教えていくのが親なんじゃない?

そうして子供は学んでいくんじゃないの?と。

 

体に電気が走ったように感じた。

目から鱗とはこの事。

この言葉を機に、私の子供との向き合い方は一変。

この子にとって、今、何が必要なのか?

何を学ぶべきなのか?

私はこの子にどうなって欲しいのか?

そう、この子にどうなって欲しいのかを、掘り下げて考えた。

答えは、簡単だった。

この世の中を、力強く生き抜いて欲しい。

私や主人がこの子にずっと寄り添っていることは出来ない。

守っているだけじゃ、この子を守れない。

失敗しても、それを修正する力と、それを考えられる力がきっとこの子には必要なんだ。

私がどんなに回り道して、失敗しないように準備しようが、何の為にもならない。

 

そうとなれば、子供との関わり方は、一気に楽になった。

この子にとって初めての事なんだから、失敗して当然。

いつかは出来るようになるんだから。

と、どっしり構えることが出来た。

 

驚いた事に、その変化に長女もすぐ反応した。

失敗するとすぐに私の顔を伺っていた長女。

初めての事をする時は、私と一緒じゃないと動けなかった長女。

それは、情緒も落ち着き、新しい事もチャレンジする事に動じなくなり、私の目を気にする事なく、自分でどんどん考えて、行動していった。

 

チャレンジしたいと言ったら、無理かどうかは親が決める事じゃない。

チャレンジする気持ちのある子供の、パワーを止めるのは親じゃない。

 

やりたい事をやりきる子供のパワーは、想像以上で、それは、なんだっていい。

スポーツだって、ゲームだって、勉強だって、夢中になれるものがある子は、最強だと思う。

長女と次女よ。失敗したっていい。どんどんチャレンジして、失敗と成功の先にあるものを、積み重ねていってほしい。