先月末から、単身赴任中の主人が3ヶ月ぶりに戻ってきた。
仕事を兼ねてだったので、ゆっくり出来たような、出来なかったような時間だったが、久しぶりの家族団らんに、勉強漬けの長女も嬉しそうだった。
主人が帰って来る数日前から、
「お父さん、帰って来るんだよね。貢物が楽しみだな~」
と、長女らしい表現で楽しみにしているようだった。
長女のこの気質は、ほぼ主人と同一であり、お互い、似たもの同志として認識していて、親子でありながら、共鳴しているという表現がピッタリ当てはまる関係。
0か100か、やるかやらないか。
そして、そのバランサーとなるのが、次女。
「得意な事は、人間観察」
というだけあって、強烈な個性の二人をうまく操っている。
そんな次女も、中学最後の総体に向け、練習を重ね、そこに挑んだ。
個人戦は仕事で行けないが、団体戦はいけるぞ!と、意気込んでいたが、団体戦の前日から、
私が喉の痛みと、発熱という最悪の状況になった。
見に行けなのはもちろん、お弁当作りが危機的状況に。
コロナ以来の体のダルさ。
試合を見に行く事は諦めた。
全力を尽くすべきは、次女が試合に集中させる事。
具合が悪いなんて言ってられない。
最後になるかもしれない試合を元気に送り出すまでが私の任務。
やはり、気持ちに勝るものはない。
やれば出来る。
その気持ちが届いたのか、次女も頑張った。
今まで勝てなかった相手に勝ち、今まで、瞬殺されていた相手に、1セット取り、県大会は逃したが、悔いを残さず、戦えたようだ。
私の症状も緩やかになり、ホッとしていた。
だがしかし、安らぎはそうすぐには、やってこない。
昨晩から、次女も喉が痛いと言い出し、見事に今朝には熱も出る。
ですよね~
明日には解熱してくれればいいが、それまでは、少しでも質のいい睡眠を取れる環境に最善を尽くす。
明日、何が待ち受けているのか。
長女はこのまま元気なのか。
何が起ころうが、超えられない山はない。
必ず風穴はある。
やってもないのに、無理って言うな。
子供に言う前に、まずは自分が体現する。
その姿を見せ続ける。
この時代を子供達に生き抜いて欲しいから。