昨日、長女が学校だったし、部活を終えた次女と午後はゆっくり出来た。
時間があったので、
「ちょっとお昼寝しようかな」
と私が言うと、
「いいんじゃない」
と、次女から返ってきた。
「じゃ、ちょっと寝よっかな~」
と、休む事にした。
年末に体調を崩し、無理の利く歳ではなくなった事を改めて分かったので、こうして、休める時に積極的に休む事にしている。
朝方の勉強だった長女も、しみセンに行き始め、夜型の勉強に切り替えたのもあって、1時2時まで勉強するようになった。
そんな中で、私が早々と寝るのも気が引けるので、共に起きていようとなるべく頑張って起きている。
なので、こうして長女がいないちょっとした隙間に、寝るのは貴重な時間なのである。
次女もそれを理解しているようで、私が寝るね~と言うと、
「今のうちに寝た方がいいよ」と、勧めてくれる。
昨日もそれに甘えて、1時間ばかり、お昼寝をした。
起きてくると次女が、
「スマホが鳴ってたから、誰からかな~って確認したら、学校からだったみたい。あんまり急ぎじゃなさそうだったから、起こさなかったよ~。長女からなと思ったけど、違ったから、よかった。」
って、なんて嬉しい言葉。
スマホまで確認してくれてたのね。
何気ない気配りに、元気を取り戻す。
おかげで昨日も、長女が就寝する1時過ぎまで起きていられたわ。
子供達が武道で頑張っていた時も、今、勉強でもそうだが、練習もさることながら、やはり、最後はメンタルだ。大事な時こそ、より最強のメンタルを求められる。
最後の最後、勝負の分かれ目は気持ちだ。
だから、日頃からいかにメンタルを下げずに、鍛錬できるか。
今どれだけ、頑張っていようが、勝負は冬にある。
まだ先なのだ。
それまで、心を出来るだけ波がないように過ごさせるかが、私の課題。
長女は、やりだせば、ギリギリまでやり尽くすから、私は出来るだけ、そこから切り離し、気持ちを切り替える状況を作る。
長女を生かすも殺すも、私にかかっていると思っている。
私が遅くまで起きてたって、
長女曰く「何の役にも立たないんだから、寝た方がいいよ」と言ってくる。
その通り。
役には立っていない。
だけど、毎回、
「おやすみ~」
と、私に声を掛け、子供部屋のドアを開けっぱなしにして、電気もつけたままで、私が来るのを待っている。
ちょこっとだけ、長女が甘える時間。
意味がない。
そうかもしれないが、そうじゃないかもしれない。
意味はなくとも、最後の最後の日まで長女を見守るのだ。