真っ直ぐ生きるって

多感な中高生の娘を持つワーキングママです😊 まずは続ける事から初めてみよう 

あっという間

長女のいる三日間はあっという間に過ぎて行った。

各地に散らばった友達も一時的に帰省して、友達と、私や次女と、カラオケに行ったり、映画を見たり、買い物したりと、時間の許す限り、誰かとの時間を満喫して戻っていった。

有難い事に、熱烈に長女を慕ってくれる友達がたくさんいる。

それに全力で応えていく。

ついていくのに私も必死である。

短い時間、出来るだけ長女の願いを叶えてあげようと・・・

 

帰った瞬間は、抜け殻状態。

そして今は、喪失感でいっぱい。

私は、長女に出来る事をやってきただろうか。

もっと出来たんじゃないか。

この現実を長女の方が理解していて、私は、その場その場で対処するのが精いっぱいで、色んな事を見落として、知らず知らずのうちに長女を傷つけたりしていたりしてなかった?

何が正解かわからない中で、未知の大学に挑む長女に助言なんて出来るはずもなく、言われるがままに進んできた私は、これで良かったのだろうか。

次々に、頭に浮かんでくる。

答えなんてわからないまま、時間は過ぎていく。

 

ゴールデンウィーク後半、寂しさに暮れる中、長女の元へ行く事に決めた。

たった一言、「4日間、何もないし、来れるなら来て欲しい」と言ってきたから。

「甘いな~」と思う自分もいる中、「求められているのに、それを断る理由ってなに?」って考え見ると、何もない。

 

初めて家を出て、自立したばかり。

不安ばかりの毎日の中、長女は今の所、泣き言も言わず、頑張っている。

勉強しかしてこなかった子が、一人で生活しているだけで、もうそれだけで大きな挑戦。

私がするべきことは、長女の不安を取り払っていく事。

親を求めてくれる時間は、極端に減っていく。

それをバッサリ、親の方から切る事よりも、子供自ら、離れていく事の方が理想だから。

こうしておけばよかった・・・そう思う事が一番嫌い。

 

長女の元へ私が行く事の大変さも理解している中で、その言葉は、非常に重い。

時間もお金もかかるが、そんな事よりも、大事なもの。

今、どれだけそこに愛情を注げるか。

それこそが、一番の自立への近道?

今に「来なくていいよ」と、言われる日まで。

 

この時間は今だけ。

懸命に生きている娘の為に。