真っ直ぐ生きるって

多感な中高生の娘を持つワーキングママです😊 まずは続ける事から初めてみよう 

どうなる?

長女は順調にいけば、来年の今頃は大学生となる。

その為に今、一心不乱に勉強している。

 

足の踏み場もない程、机の周りには参考書が並べられている。見かねて、いない隙に、トントンと重ね、積み重ねるのだが、

せっかく並べたのに!

どこいったか分からなくなったじゃない!

この探す時間ももったいないのに、もう触らないで!

と、いつも言い合いになる。

スペースがあればあるほど、浸食されていく。置いたものは、置きっぱなし。

黙ってはいられなくなる。

 

家を出たら、この子はどんな事になるだろうか。

本人はすでに、食事は時間の無駄だから、自分で作らない。

食べるのが一瞬で済むのに、そこに時間を掛けたくない。

それなら、買った方がよっぽどいい。

作る時間があるなら、違う事に使う。

時間の使い方は人それぞれだから、と。

それでもいいと私は思う。

 

なぜなら、我が家は幼少期から、あれもこれも出来なくてもいい。

好きな事を好きなだけやりなさい。と言い続けてきた。これは、好きな気持ちは、誰にも負けないって思えるくらい。

やる力さえ、備えておけば、やる時が来れば、それは出来る。

やりたい!という事を、とことん好きなだけやらせた。

あれもこれもじゃ、どれも中途半端になると思ったから。

 

幼稚園選びも、あれやこれや授業で学ぶ事が出来る幼稚園ではなく、一日、自由に遊んでいい幼稚園を選んだ。

本当に自由だった。

学年関係なく、誰とでも遊べて、勉強という勉強は一切しない。

自由に一日遊ぶというのも、今となっては、人間関係を学ぶ上でも、非常に重要だったと思う。勉強より何より、自分で友達を見つけ、遊び、友達関係が良好に築けないと、一日、一人という事もある中で、楽しい遊びをしている輪の中に入って行ったりする事が出来ない。

コミュニケーション能力が培われ、楽しい遊びを作り出したり、なにかを生み出す力が付いた気がする。

 

小学校入学時も自分の名前くらいは書けたけど、それ以外は覚えていなかった。私も焦る事なく、学校に行けば自然と覚えるでしょ…と自分から特に教える事もしなかったが、心配する事なく、あっという間に覚えた。

 

それだけ興味のある事を突き詰めて来た長女は、今、難関大を目指している。

道はひとつじゃない。

その力さえ、つけてあげれば、やる!となったら、その力をちゃんと発揮できる。

親も周りが見えると焦りもするが、ブレずにとにかくブレずに、子供の力を信じる

その力はちゃんとついてくる。

大学に行っても行かなくても、その力があるのを分かっているから、回り道したって、そこに向かえると思える。

 

親が安心する為の道を、我が子を歩かせたい?

子供は子供の意志で、未来を選択していける。

私が不安なのは、我が子が自分で自分の道を決められない事の方。

 

さあ、来年の今はどうなってる?