週末、次女がずっと行きたかったいちご狩りに行ってきた。
2年ぶり。
昨日から、ちょっと風邪気味だったから、日にちを変更する事も考えたけど、
楽しみにしてたんだろうね、前日は「明日に備えて、今日は早く寝るね~」と早めに就寝。
当日も早めに起きて、出掛ける準備は万端。
長女の受験が終わるまで、じっと待ち続けたこの日。
1日も休む事なく、勉強し続けた長女の送り迎えに時間を割いていたから、次女はその間、文句も言わず、ただひたすら、この日を待っていたんだと思う。
しかも、長女は果物が何を取っても苦手だからね、色々、考えてたんだよね。
とにかく今日は。次女を楽しませよう。
誰にも気を遣う事なく、次女の為に時間を使おうと決めていた。
下の子とあって、周りをよく見て、親に心配を掛けないようにとするのはいいが、幼稚園の頃から、体調が悪くても、家に帰るまで我慢して、家に帰ってきてからも、私が気付くまでそれを言わない子だった。
「具合がちょっとでも悪かったら、すぐ言うんだよ。その方が、お母さんも準備できるし、何より、早く対処したら早く楽になれるでしょ」
何度言い続けたか、分からない。
時間も守るし、自分の事は自分でするし、当たり前の事は当然のようにするし、叱る事といえば、その事だけだったかも・・・
今でもその傾向があるから、仕事終わりで診察してくれる病院が少ないんだから、すぐに教えてねと、ポイント、ポイントで言う事を欠かせない。
長女は長女で気を使ったが、次女は全く別の次元で気を使う必要があった。
積極的に自分の事を発信しない子なので、こちら側がちっちゃな変化に気付く必要があって、だいたい、分かるまで放置していると、かなり体もメンタルも重症だったりで。
受験期間、どうしても長女に気を取られがちだったから、寝る前の次女とのスキンシップは欠かす事なく、大事にした。
寝るね~と言いながら、「お母さん来て~」とお呼びがかかり、次女の話したい事を聞いて、私に愛情確認をしながら、最後は、ぎゅーって抱きしめてからのお休みタイム。
安心した顏で眠りに入る次女を見て、私も毎日、ホッとした。
そんな次女とのいちご狩り。
次女のペースに合わせてイチゴを食べながら、この時間の流れが久しぶり過ぎて、この時間があまりにも愛おしすぎて、涙が溢れそうになり、グッとそれを封印しながら、
次女の満足した笑顔に癒され続けた時間だった。
1日1日、子離れ、親離れの日のカウントダウン。
どんなに大変だった時間にも終わりはやってくる。
感情的に怒ってしまったり、気付いてあげられなかったり、自分の力不足に子供と一緒に泣いちゃったり、決して褒められたもんじゃないが、それでも、我が子となれば、自分の命がなくなろうとも守らなくてはという気持ちは、変わらない。
なんでもいい。
子供達には何かに向かって、そして、笑って居て欲しい。
その隙間に、思ってくれている親がそういえばいるな~位でいい。
一人じゃないって事。
次女よ、母だって、もっと一緒に笑ったり、泣いたり、喜んだり、時々怒ったり、したいんだよ~