長女をサポートする為に、私に出来る事を考えた先にあったもの。
まず、確実なのは、私も主人も東京大学の受験経験がない。
そこに関しては、何の経験値もないので、長女に向けて、ああだこうだ、言える立場ではない事を肝に銘じよう。
やった事もない人に、あれこれ言われる事ほど、嫌なのものはないだろう。
出来る事の一番は、食事だ。
長女も断言しているが、唯一の楽しみは食しかない!!!と断言している。
寝る。勉強する。の二択の中で、長女は過ごしている。
食事中も参考書を広げ、時間を有効に使う。
今、必要なのは時間。
その時間を1分でも追い求めて、勉強している。
更に、集中を途中で遮らないようにというのは、重要事項だ。
予備校、塾にも通わず、独学で勉強。
東大受験について調べれば調べるほど、東大の難しさが思ってた以上で、そこに挑もうとする娘に胸が熱くなる。
これまでは栄養バランス重視で作ってきたが、楽しみとなっている食事でメンタルをコントロールする事が長女には必要になってくる。
体調を崩したら、元も子もないじゃないと、そこを栄養バランスは外せないと思いがちだが、有難い事に子供達を何度となく、武道で全国大会に送り出してきた私の経験から言うと、そこに固執しなくていいという結論に至った。
なぜなら、そこに悔いなく、全て整えて臨んだとしても、完璧に迎えることが一度もなかった。
例えば、どれだけ食事に気を使い、その事で口うるさく言って食べさせたとして、体調を万全にと思っていても、それでも、風邪を引いたり、直前でケガをしたり、試合前のアップ中でさえ、怪我をしたり。
特に、勝ちたいと思えば思う程、緊張で前日は全く眠れなくて、更には本番は完璧にその空気に飲まれ、嘘のように、持っている力の半分も出せなかったりで、必ず何かしらの、プレッシャーが子供達を襲った。
食事に口うるさく言うより、とにかくその日まで、気持ちをいかに少しでも長い時間前向きに、上に上に向けて臨めるか。
何かしらのハプニングがあっても、大丈夫と思えるかどうか。
メンタル対策をする方がよっぽど、力を発揮できる。
その途中には沼に入る事は想定内で、そこに出来るだけ短時間の滞在で済ませる事に成功出来るか。
テンションを一瞬でも上げられる食事が取れれば、メンタルを手早く安定させられる。
現実的にその時間は、食事の時間しかない。
基本は私の献立により食事は摂取してもらうが、何か食べたいとなったら、柔軟に対応したいと考えている。
ハンバーグが食べたいと三日間、夕飯はハンバーグだった。
麺ブームになり、3食、麺の時もあった。
食べたい物を、おいしそうに食べている長女の表情は、唯一、顔がほころぶ時間だから。
そして、もうひとつの出来る事は笑ってもらう事。
どんな笑いでもいい。1日、1回でも「あはは」って、声に出して笑える環境を作ること。
我が家の子供達に関しては、非常に有効だ。それを繰り返す事で、脳内に非常にメンタルに有効な何かが分泌されていると思う。
テレビの話題でもいいし、とにかく何でもい。
次女と一緒に私をイジる事が手っ取り早く、私を子供達でご飯中にイジって、みんなでで大笑いパターンが多いかな。
だから、イジられる為にも、私自身に隙を作る。
色々試してきた中で、これが一番、子供達を前向きにさせてくれる大きな力がある。
最後の最後に勝負を決めるのは、気持ちだから。
そこだけは、自信をもって臨んで欲しい。
私が子供達に出来る事。
1に、ごはん。
2に笑いを取る。
3は、そうね、私も健康体でいる事。
明日も笑えるネタに恵まれますように・・・