真っ直ぐ生きるって

多感な中高生の娘を持つワーキングママです😊 まずは続ける事から初めてみよう 

超えた

次女の熱も昨日のうちに、下がる。

食欲も出てきて、今日は朝こそゆっくり起きたが、あとはいつも通りの日曜を過ごした。

長女の様子も気にしていたが、今朝も3時に起きて勉強を始め、9時の開館に合わせて、しみセンに行くという、いつもの日曜。

二か月余り、この生活を続けている長女は、我が子ながら本当に凄いの一言。

休まなない。ひたすら、続ける。

風邪が移る隙がないくらいなのだろう。

 

今までにも、何度となくある。武道をやっていた時、毎週のように試合があったりするのだが、時期によってはインフルエンザが流行ったり、その他の感染症が流行ったりと冷や冷やする日々となるのだが、長女の場合、

 

「もし、万が一、熱が出たとしても、絶対に周りに漏らさないで。この試合の為に、どれだけやってきていると思ってるの?たった熱が出たくらいで、休むなんて絶対したくない!!!」

この気持ちは、彼女の競技人生中、最後の際のまで風邪一つ引く事なく、終わった。

彼女は本気だ。

 

転んで顔を何針か縫った時も、その週末にある試合に出ると言って、私を困らせた。

「万が一、抜糸のしてないその傷に当たって、裂けちゃったらどうするの?一生、顔に傷が残るかもしれないのに、ここは休むべきだとお母さんは思う」

長女の意志は固く、

「自分の人生は自分が決める。どれだけ、この為にやってきたか知ってる?今、休んだら、一生後悔するから。お母さんが私の人生を決めるなんて、間違ってる!」

何も言い返せない私と、主治医さえ、説得した長女の姿は、もはや誰も止められなかった。

目的は違えど、同じ境地で頑張っている今、風邪など引いている場合じゃないのだろう。気持ちがいかに人生を左右するのか、私をすでに超えるメンタルで、突き進む。

 

彼女のこのパワーがこれからどう、変化していくのか。

この一年で、どれだけその目標に近づけるか、

叶うのか、叶わないのか。

何があっても、全てが彼女を更に強靭にしてくれる。

 

そう、結局、私が風邪を引くだけの隙があったというオチ。

あのエネルギーおばけに負けてなんていられない。