先日の次女の進路説明会を筆頭に、これから、夏休みに入るところから、次女の複数の体験入学、長女の夏期講習、模試が数週に渡ってあり夏休みこそ、正念場。
体験入学も平日に行われる学校が複数あり、仕事もその都度、休まなきゃなのでなかなか、キツイ。しかし、そんな事も言ってられないので、今年はやるしかないのだ。
次女のこの間の高校入学説明会で、同級生ママから、長女と同じ高校に息子君を入学させたいが、どのくらいの成績なら入学できるのか、参考にしたいというので、学年で順位はどれくらいだったか?と単刀直入に聞かれた。
次女と幼稚園から一緒のママなので、隠す事なく答えたが、長女に限って言えば、誰かの参考になる情報がまるでない。
小学、中学と夢中になっていたその武道の道で進学予定だったために、その間は、勉強と言われるものは学校の授業内でしかやってないし、それでも、学年1,2位だったので、成績も3年間オール5だった。
受験勉強も、私立校の出願を決めた時から始めたから、1か月半ほどしかやってない。
「急遽、入学を決めたから、何の準備もしてなくて~ただ、スポーツ特待での入学じゃなくて、学業での特待での入学を希望してたから、その勉強だけはしてたかな」
なぜなら、スポーツの特待となれば、怪我をして万一、退部となるだけならいいが、学校によっては学校自体も辞めなければならない所もあるようで、その万が一の場合に備えての事だった。
「そうだよね。その道で結果残してたからね~。しかし、学校のパンフレットに乗るような子はちがうんだね~」
長女は高校入学者の代表者として学校パンフレットにおいて、写真付きでコメントを載せている。
だけど、そういう事なのか?の思いながら話を聞き、
「息子はね、国語が苦手で、それを頑張ってもらわないと困るから、国語だけ塾に通わせようと思って」
息子君は、自らその学校を志望し、学力が足りないと思われる国語も自分で勉強するからと言ってるそうだ。
私なら、その意思を迷わず、尊重する。
塾で勉強すれば何とかなるかもしれない。そうじゃないかもしれない。
入っとけば、もっと成績が上がるかもしれないという親の安心感の為じゃないのか。
息子君、自分で希望してるんだよね。自分でするって言ってるんだよね。
それを、頑張れって背中を押さず、塾に入れちゃうの?
ハッキリ言うのは気が引けたので、
「やるのは息子君だから。やる気こそが、力になるんだから、息子君の気持ちを尊重してあげるのが一番いいと思うな」
それしか言えなかった。
子供の気持ちをよそに、親が先走り過ぎて、あれやこれや、先回りしすぎるのは、私の考えとは真逆。この歳にもなれば、本当にやりたい事に向かっている子は、子供自身でちゃんと考え、実行していける。その力は、十分備わっている。
それを、途中で断ち切ることは、どうなんだろう。
道は、ひとつじゃない。
いろんな考え方でいい。
だけど、なんかモヤモヤした時間だった。
その子の力が十分に発揮できればいい。
そうであってほしい。