学年が上がり、先日、第1回目の長女の個別面談があった。
15分という事もあって、あいさつ程度の面談内容なのは想像が出来る。
新学期を過ごし、だいたい、クラス内でどう過ごしているか、友達とはどうなのか、とか、その話を聞くことで、クラスで孤立してないみたいだなとか、特定の友達は誰なのかなとか、最低限の安心材料を収集できる。
学校内の見えない情報が知りたい。
何でもよかった。
だがしかし、今回は違った。
全く触れられなかった。
この面談に備え、長女と面談したらしく、その内容を伝えられた。
志望校、目標とする学部、昨年のクラスの友達が今も一番仲がいい事。他にも…
・・・どれも、家で当に話している。
同じ事を先生から聞かされた…
先生の所見が全くない面談は初めてだった。
面談中から、悲しい気持ちになった。
先生が、何も見ていない事に。
それを決定付ける言葉があった。
「〇〇さんなら、もっと上を目指せると思うんです!!」
頭の中が???でいっぱいになった。
え・・・
もっと上?
難関大を目指す長女のもっと上って、なに?
どこを目指せって???
娘達の面談を今まで何度もしてきたが、初めてのパターン。
1年、この先生と向き合うのか、長女は。
家に帰り、長女にも面談について報告。
長女も、「もっと上って、どこの事を言ってるんだろう」
私の内心は、長女がどこまで担任の先生を理解しているかという
事だったが、「ま、普段からそんな感じの先生だから。何かあれば、学担の先生がいるから大丈夫。」
安心する。
そう、幸いにも1年生からの学担の先生は、面倒見がよく、生徒からの信頼も厚い。
色んな先生がいる。
選べない。
その中で、自分で判断して、選択しながら、自分の進む道を進まなければならない。
誰かが何かしてくれると思っていたら、手遅れになる。
どんな時であっても、自分の力で行動できる力は必要。
誰かのせいにしない。
どんな環境であろうが、成長する人は構わず成長できる。
大事なのは、自分をちゃんと持っている事だと思う。
流されない。
目的に向かってブレずに…