真っ直ぐ生きるって

多感な中高生の娘を持つワーキングママです😊 まずは続ける事から初めてみよう 

手は出さない

子供のやる事に手は出さない。

100%そうすることは無理かもしれないが、極力、自分で考えて導き出すように仕向ける。

よくあるのが宿題。問題の解き方も私が学んだものとは違うし、考え方は、自分で導き出さないと実際に通用しない。

自分で解く方法をいくつか持っておかなくてならない。

 

面白いことがあった。

次女の授業参観である。

この時の授業は、家庭科でフェルトで針刺しを作るという内容だった。

通常の授業とは違って、子供達のどんな物をみんな作るのかな~と楽しみにしていた授業だった。

 

与えられた材料の中で、子供達が自分で考えたデザインで作るという内容だった。

始めに先生から、一連の作り方の説明があり、その後、じゃ、みんなで作ってみましょう!良ければ、お子さん達の近くで見てもらっても構いませんよ。と先生が気を利かせて言ってくれたので、私も子供の近くで、どれどれ…と見守っていたのだが、時間の経過とともに、周りの父兄の方達の半数以上が子供に代わって自ら作っている。何なら、子供の座席に自分が座ってまで、作っているではないか。

これは、なに?

子供が作るべき物を親が作って、どうしたい?

子供なりに考えて、こういうものを作りたいと考え、それを自分の力で作ろうとしている。その通りにならなくったっていい。時間内にできなくっていい。我が子が、自分の作りたい物に、懸命に取り組む事が大事なんじゃないの。

 

方法を教えるのは簡単な事。良かれと思ってやる気持ちもよくわかる。だけど、やってあげたら、子供は何も学べない。

子供を思う気持ちは一緒なのに、こうもやり方が違う事に違和感を感じた。

私がおかしいの?

いやいや、私の子供への思いは、これでいい。

上手に出来ても出来なくても、いいじゃない。

我が子が自分でやった結果だから。

上手に出来たら褒めてあげればいいし、出来なくてもそのプロセスを褒めればいい。

子育ては周りと比べなくていい。

我が子を一番身近で見ているのは自分だから。