真っ直ぐ生きるって

多感な中高生の娘を持つワーキングママです😊 まずは続ける事から初めてみよう 

新人戦

次女の部活の新人戦を初めて観戦してきた。

 

中学も2年生だというのに、このコロナで初めて、感染が許され、児童一人につき、保護者1名と言う、まだまだ厳しいルールの中、次女の初めての卓球する姿を見ることが出来た。

「すぐ負けちゃうから、来なくてもいいよ~」と言われたが、

今見ずにいつ見るんだ!

と、内心思いながら、「負けようが勝とうが、お母さんには関係ないの。その姿を見たいだけ」と押し切った。

 

卓球、初めての観戦で、何から何まで新鮮だった。

何十台と卓球台が並べられていて、我が子の姿を探す事がまず困難だった。

ユニフォームを着ているので、わかりそうなものだが、似たようなユニフォームの色遣いの学校が結構あり、会場に入るなり、かなり怪しく目を細め、次女を探し回る自分に思わず、笑ってしまった。

「目立たないように、存在感を消してきてね」って、今朝、笑顔で次女に言われたばかり。

そうは言っても・・・

と、探す外なかった。

最近、老眼もあって手元が見えにくくなっている事はわかっていたが、遠くを見る時までこんなに見えなかったっけ??と、見えなくて焦った。

武道を辞める前までは、毎週のように大会や、練習試合、強化練習と、どこかの会場で、娘達を見守りながら、どこにいても娘達を即座に探すことが出来たが、もうそれも、2年近く、遠ざかっていた訳だから、目もこんな風に衰えていくよなあ…と、しみじみ。

なんとか探し出し、大人しく着席し、その時を待った。

そろそろだなあと、ゆっくり水分を取ろうとした矢先、アナウンスが・・・

なに!!!

次女の試合はサブコート???

移動する次女を発見!

サブコートってどこ?

慌ててサブコート探しに、走り出す。

メインアリーナを出ると、サブコートはこちらと案内が・・・

走る。走る。

やっと着いた頃には、試合は始まっており、慌てて撮影開始。

慌てて撮影したおかげで、指がしばらく映り込むという始末。

この目で見なきゃと言う気持ちと、動画で撮らなきゃという気持ちで、どちらかに専念するともう一方が出来ない。

こんなにドタバタする予定ではなかった。

 

試合は、負けとなったが、なぜか、相手のミスが重なり、1ゲームを取った次女。

以前、次女は「自分から攻撃して、まだ点数を取ることが出来ないんだよね。相手のミスを待って、粘って得点につなげるのが今の限界」と、言ってたなぁ。

そうか、これが次女の最大限の攻撃か。

勝てないけど、出来る事を最大限、やったのだなと…

根は、負けず嫌いだから、負けてても、最後の抵抗をした次女の姿に、笑ってしまった。

 

その夜、自分の体の衰えをひしひしと感じ、居ても立っても居られなくなり「お母さん、今からウォーキングしてくる!」とウォーキングする私がいた。

子供達の「なぜ???」とばかりに見る視線が可愛すぎた。

だって、まだまだ、あなた達の頑張ってる姿を見たいんだもの。

衰えてなんていられないじゃない。

小さな抵抗だとしても・・・