子供達が学校でどう過ごしているかは、子供達が年齢が上がるごとにその機会は減ってくる。あれやこれや聞くのも、中高生くらいになるとなかなか話してくれないもので、その中で、いち早く、危機管理できる体制を準備しておく事は必要不可欠。
SNSがこれだけ浸透している今、親が子供のすべてを把握するのは不可能に近い。
それでも、スマホを持つことについて、少しでも考えて、危機感を持って使用する事で、色んなトラブルから子供を守る事ができるかもしれない。
我が家の場合、最初にスマホを先に手にしたのはもちろん長女であるが、欲しいとお願いされてから、すぐに与えることはしなかった。
親が納得するまで、なぜそうなのかをプレゼンしてもらった。
- なぜ、必要なのか
- もし、手にしたら、どのように使いたいか。
- もし、手にした場合の、メリット、デメリット。
- 自分で考える使用時間。
- もし、それを守れなかった時、どうするか。
簡単に手に出来ると思っていた長女だが、とんでもなく面倒な道のりだった。
我が家で言えば最終判断は主人だったので、プレゼンに対しての内容について、質問するのだか、理解して返答できないとまた次回に延期になる…何度も何度もチャレンジするも、やっぱりダメで、おいおい泣かれると、かわいそうで、もういいんじゃないと言いそうになる気持ちをグッと堪え、長女の頑張りを見守った。
プレゼンし始めて半年が過ぎ、その時は突然やってきた。
長女の意地であろう後半の頑張りに、もうYESと言う他なかった。
そして、時間をかけた分だけ、自分でスマホを持つ責任、いろいろな人と繋がる、メリット、デメリットを理解し、スマホを手にした今でも、自分で決めたルールを守り、大切に扱ってくれている。
すぐ与えることは親も楽だし、子供も嬉しい事。でも、面倒な事をするからこそ、後々、親も子供も安心できる環境に繋げていけるんじゃないのかな。
何に対しても、考えられる力をつける。まずは、考える事から。