高校3年生、中学3年生を持つ我が家は、2人の受験生がいる。
2人の娘には、小さい頃から、自分が興味がある事をとことん突き詰めなさいって、言い聞かせてきた。
やりたい事があったら、学校の勉強なんかしなくていい。
目的のないものに向かっても、自分の為にならない。目的に向かうからこそ、自分に身に付き、言われた事だけをやるだけの勉強なら、やらない方がいい。
好きこそものの上手なれ
まさに、これ。
好きな事を吸収する力は、無限だからだ。
だから、私も主人も子供達に勉強しなさい。とは言ったことがない。
言われてするような勉強は、なんの意味もない。ただ、こなしているだけだから。
時間が経てば、忘れちゃうものばかり。
そんな環境の中で育っても、不思議だが、子供達は勉強を欠かした事はない。
宿題なんかしなくてもいいから、どっか出掛けようよ。と、毎回、誘うが、なかなか叶わない。
その先のものを見ている。
自分の意見や、どうしたいかをちゃんと言えるように、小さい頃から植え付けてきた。
やる。
やらない。
何でやりたいの?
何でやらないの?
自分で決断させてきた。
何か選択しなくてはならない時、親の意見ももちろん言うが、決めるのは、子供達本人。
どっちだろうと決めた事を応援する。と。
ただ、やると決めたら、本気でやりなさい。
私達も、全力であなたを応援するから、とにかく後悔だけはしないように出し切って。
その後のフォローは、こっそり、準備が必要です。
親が決めてあげるのは、簡単な事。
でもそれじゃ、この子は自分がどうしたいかを事を考えられなくなってしまう。
自分の事なのに。
子供の世界だって、常に選択を迫られる。
周りに流されるんじゃなくて、自分で考えて選択して欲しい。
小さい頃は、自分で決められず、泣かれると心が折れそうになり、私まで泣きそうになった事が何度もあったが、
「自分で決める」
出来るまで根気がいる事ではあったけど、ちゃんと身につき、
今は、子供達が自分で目標を持ち、私達はそのやりたい事をサポートするだけ。
選択したものが失敗したっていい。
目的に向かって努力していれば、どんなに遠回りしたって、点と点が繋がって、進むべき道に繋がっていくはず。
近道じゃなくていい。
何が良かったなんか、わからないし、遠回りしたからこそ、分かる事もあるから。
子供達の思い通りにならなかったとしても、目的に向かう道はひとつじゃないし、どんな道だろうと子供達が選択し、努力した結果。
そこまでの時間は、その時はわからなくても、いつかきっと、その経験を必然だと思える時が来る。
失敗も成功も、どちらもが子供達を成長させるが、
失敗こそ、何倍も子供を成長させる。
どんな、デカい壁だろうと、そこに向かう経験こそ、子供達の未来に繋がっていく。