今日の我が家と言えば、いつも行くはずの長女のしみセンが、
「外が暑そうだから、今日は家で勉強する」
と、今朝になって、予定が変更される。
昨晩色々、考えたお弁当も役立たなかったが、この暑さでお弁当を届ける事が解消されて、ホッとした私だった。
これは、もしや、あのチャンスとなるのでは?と、胸を躍らせた。
しかしだ、返ってきた答えは、
「ちょっとそんな時間はないな」
と、長女。
考える余地もなかったところを見ると、諦めるほかなかった。
これまた、外食から遠ざかった。
これは、本当に受験が終わるまで、その日は来ないのかも!!!
次女はと言えば、部活も引退し、時間があるはずなのだが、家が大好きっ子なので、そんなことはお構いなしだ。
そう。行きたいのは、私だけだった。
隙があるなら、一時でも家事から解放されたいと思ったりする。
新型コロナでもう2年、帰省できていないが、実家に帰った時の、据え膳上げ膳の穏やかな時間が懐かしい。
今年はこの子達の受験で、それも不可能だろう。
もちろん、子供達が一番大変なのである。
だけど、親もやはり大変なのだと、身に染みている。
受験生が二人いるって大変だね!!
と、言われる所以はこういう事なんだろうと、理解し始めている。
戦っているのは子供だじゃない。
親もだ。
一つじゃない。様々な角度で、戦いを求められている。
それにはやはり、一にも二にも体力と気力。
外食の道は断たれたが、子供達が良ければそれでいいのだ。
戦いはまだこれからだ。
どんなに大変だろうが、これは永遠じゃない。
これだけ、子供に力を注げるのはもう、この瞬間しかない。
目に見えないこの重圧は、初めての感覚で、これを超えた先の自分がどうなっているのかが、まるで想像できない。
抜け殻になっちゃうのかな?
更に、追い込みたくなるかな?
新しい自分がそこに待っていて、新しい世界に飛び込んでいく私でいたいな。
更に暑くなる明日は、どんな日が待っているのか。
明日も子供達に、1回は声を出して笑ってもらえるように母は頑張るぞ!!!