やっと金曜日がきた。
今週は子供達もさることながら、私の仕事も面倒な事だらけ。仕事も家事も子供達の事も、久々に弱音を吐きそうだった。
次女のテスト習慣もあり、長女だけでなく、次女も遅くまで勉強していた為に、それは出来ず、せめて早めに休もうと思ったが、子供達が頑張っているのに…と思うと、結局、子供達が寝るのを待って寝る事になった。
次女が察して「お母さん、寝ても大丈夫だよ」と言ってくれるのだが、言われると余計に私も頑張らなきゃと思ってしまう。
そんな今週も、次女のテストが今日終わり、ホッとした。
次女と今日から、ゆっくりテレビが見られるかも~と楽しみにしていた。
しかし、それも束の間。
しみセンにいる長女から、スーパーで買い物中に電話がかかってくる。
「具合が悪いから、今すぐ迎えに来てくれない?」
「買い物中だから、終わってからで大丈夫?」
「スマホの充電もほとんどないし、連絡できなくなると困るから、出来るだけ早く来て欲しい」
「わかった。今すぐ行くから、帰る準備しておいて」
きたきた。
きたよ、これ。
だよねだよね。
ゆっくりなんなしてられないよね~
試されてるよ、どうする?どうする?
そっからは、カゴに入れていたものを急いでお会計し、病状によってはそのまま病院にいくかも?と思って、途中、自宅により、保険証、診察券をもち、急いで、しみせんへ。
色々なシュミレーションで、しみセンの中へ駆け込む。
長女が歩いてくる。歩いてる。歩けてる。
ホッとする。
「体育の後から、頭が痛くて、吐き気もするし、こんな事初めてだから。」と、今にも泣きだしそう。
「一回、病院に行ってみようよ」
「とにかく、横になりたいから、家に帰りたい」
体育後だと聞いて、熱中症っぽい症状なのかなと推測。
熱もないし、水分を多めに取らせて、少し休ませる。
眠れるなら、大丈夫かなと思った。
1時間ほどして、「なんか、ちょっとスッキリした~もうだめかと思うくらい具合悪かった」と起きてきた。
「今日くらいゆっくり休んだら。ずっと休みなしで勉強してきたから、休む事も必要だよ」
というも、返ってくる答えは、
「もう大丈夫。寝てる暇なんてないから」
いつもの長女だ。
今日くらいは長めに、寝て欲しかったが。
今年はこんなことが度々あると思われる。
そう思って準備しておけば、慌てない。
まだ先は長い。
今日はまず、寝ようじゃないか。